IT導入計画

IMPLEMENTATION PLAN

SCROLL

システム機能のピースを繋ぎ合わせるだけでは、本質的な業務は回りません。手作業や他システム連携を含む「業務全体の可視化と要件定義」をBPM手法に基づいて体系的に整え、システム投資の成果を確実に引き出す支援を行っています。

BPM手法による「真の業務要件定義」支援 Service Overview

基幹システム導入において、パッケージ機能の定義だけに留まらず、人間系のアナログなオペレーションや連携する周辺システムまで網羅した「あるべき業務姿(TO-BE)」を設計・整理します。

01

機能依存からの脱却

システムの機能仕様だけをジグソーパズルのように組み上げても現場は機能しません。手作業や判断業務を含めた全体フローを定義します。

02

ユーザーとSIerの橋渡し

ユーザー企業とITベンダー(SIer)間の認識ズレを防ぐため、第三者的な視点から共通言語となる標準化モデルを構築します。

03

適切な粒度でのモデリング

全社目標(Level 2)から現場のオペレーション手順(Level 5)まで、階層化された適切な粒度で業務要件を明瞭に描き出します。

S/4HANA導入で発生しやすい「要件定義の隙間」 Pitfalls & Solutions

よくある「機能要件定義」と「真の業務要件定義」の違いを可視化・修正します。

不十分な業務要件定義のケース

「機能仕様」の繋ぎ合わせに終始

・要件定義フェーズと称しながら、実質的にパッケージの「機能要件定義」のみ行っている
・システム外の手作業フローや紙・Excelによる判断業務が定義から漏れている
・外部システムとのデータ連携やインターフェース運用が整理されず、稼働後に混乱が生じる

→稼働後に「システム外の運用が回らない」「想定外の手作業が激増する」といったリスクが発生します。

BPM流の必要十分な業務要件定義

業務全体(システム+手作業+連携)を統合設計

・システム要件の定義に入る前に、まず手作業を含めた「全体業務要件」を明瞭化
・自動化領域とヒューマンオペレーションの境界線を明確に繋げてモデル化
・周辺システム連携・帳票・電子メールのやり取りまで入出力を完全に網羅

→システム稼働初日から現場が迷わずに動ける「実効性の高い運用姿」を確立します。

業務要件定義の基本構成 Framework & Structure

弊社が提供する要件定義支援の標準的なドキュメント・モデル構成です。

  • STEP01:基本方針書の策定
  • プロジェクトの全体像、スコープ、要件定義の前提となる基本方針ならびに各種条件・ルールを定義し、関係者間の共通認識を固めます。
  • STEP02:業務シナリオ別 業務要件定義書(TO-BE)
  • 主要な業務シナリオごとに「基本プロセス定義(TO-BE)」と「オペレーション定義(TO-BE)」を明示。標準機能の活用方針やアドオンの要否判断のベースとします。
  • STEP03:BPMツールによる体系的モデル化
  • PowerPoint等の単体図面に頼らず、リポジトリ管理が可能なBPMツール(ARIS等)を用いて、業務相互の関係性や用語・オブジェクトを標準化して管理します。

業務要件定義の成果物イメージ

【基本方針】
新業務プロセスフロー検討 (TO-BE) 基本方針書

  • 各種前提条件 / 共通ルールの定義

【業務シナリオ別定義】
シナリオ別 (TO-BE) 業務要件定義書

  • 基本プロセス定義(商流・物流・金流)
  • オペレーション定義(Level 5 業務フロー)
  • 手作業 / 外部連携 / 例外処理の網羅

業務プロセス定義の「適切な粒度」 Process Granularity

経営戦略の視点から現場の具体的な操作手順まで、5つの階層(Level 1〜5)で整理することで、全社最適と現場実行性を両立させます。

Level 1:事業構造図

事業やSBU(戦略事業単位)、売上・損益の可視化

Level 2:目標図

全社戦略および達成すべきKPIの定義

Level 3:取引関係図

社内外・グループ会社間における取引関係の整理

Level 4:プロセスチェーン図

商流・物流・金流の全体像と情報の入出力を俯瞰

Level 5:業務フロー図

現場の日常的なオペレーション手順・判断フロー化

ユーザー企業とSIerが互いの強みを発揮できる環境づくり

基幹システム構築の成功には、SIerの技術力だけでなく、ユーザー企業自身が自社の業務姿を明確に語れる状態が必要です。
弊社はBPMの手法を用いて業務要件定義を主導・サポートし、ベンダー依存を防ぎながら、相互にスムーズな合意形成が行えるプロジェクト環境を構築します。

  • 基本方針策定・要件定義方針の決定支援
  • 商流・物流・金流を踏まえた業務モデル作成
  • ユーザーがそのまま使える業務フロー図(オペレーションマニュアル)の作成
  • ユーザー部門とSIer間のコミュニケーション調整

IT導入計画・業務要件定義に関するご相談 Contact

「S/4HANA等の導入にあたり、要件定義の進め方を整理したい」「業務フローの可視化方法について相談したい」など、お気軽にお問い合わせください。

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